アンティーク ピーニャレース 極薄オーガンジー ライトベージュ刺繍上品なドイリー

おそらくスペインのアンティークドイリー

極細のパイナップルの葉の糸で織られた
シアーな極薄のピーニャ/ピナクロスに
美しい花のエンブロイダリーや
ドローンワーク刺繍をあしらった
クラシカルで優美な
18世紀〜19世紀頃のレースドイリーです。

ハリとシャリ感のある薄い生地。
向こうを透かす透け感が繊細で涼し気な、
ナチュラルなピナクロス。

桜草のような花、
鈴蘭に似た釣り鐘状の花、小花。
トリムにはリーフを手刺繍しています。

センターとリーフの間には
升目/格子状の細やかな透かしのドローンワーク

極上のアイリッシュリネンに匹敵、
或いは更に薄くしたような薄さ。
蝉の羽、蜻蛉の羽、天女の羽衣に例えられます

色は、淡いベージュ、
少し日に灼けた時化粧をしたようなエクリュ、
アンティーククリームアイボリー。
手前で出品しているドイリーと
微妙な色合いの違いをご確認戴けたら。

特に暑い季節には涼を運ぶ爽やかな質感と
さらさらと涼やかなハリのある触感です。


以下は素人計測の為
誤差をご容赦くださいm(_ _)m

14.2㎝前後
約2g
最終画面は裏面です

密な織りに少し隙間が空いた箇所があり
画像で確認できます。
あまり目立たないと思いますが
お気になさらないかたに…。

名は、スペイン語で「パイナップル」を
意味する piña[pɪˈnja]に由来します。
ピナクロス/ピーニャクロス以外にも
ニピス生地、の名でも知られています。

パイナップルの長い葉から繊維を削ぎ、
梳いた糸を川で水洗い等し、天日干し、
櫛等で更に漉く工程等を経て得た極薄の生地は
光沢のあるレースのような
高級織物を織るのに使用されています。

17世紀頃から女王等が纏ったレース。

気に入ってくださったかたに
ご活用戴けましたら嬉しいです✵

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